研究業績№2 研究論文の一部

 論文一覧ではありませんが,ネットで公開されている論文はこちらから検索できるものもあります。

 最新は次です。まだネットで公開されていません。

 AI生成テキストの検討による学習指導要領「書くこと」領域改善の可能性
――文種ごとの構成プロンプトの具体化とAI生成テキストの点検・修正を通して――
 柳谷 直明 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 145,23-26

 

 次は拾われていませんでした。私の名前の誤記のためでしょうか。難波先生のお名前も誤記になっていました。修正依頼をメールしました。

 『「国語科の基礎の学び」への臨床的アプローチ』 難波博孝教授のラウンドテーブル 話題提供者(全国大学国語教育学会109回大会)

 

 以下の論文をダウンロードできるものもあります。御覧ください。懐かしいです。

 以下,全国大学国語教育学会発表論文 全国大学国語教育学会発表論文

 

 研究業績№1 柳谷直明著書目録

 特に目的はないのですが,研究業績をまとめています。

 

 以下,柳谷(2003a)にまとめた著書一覧です。2001年から編集した『鍛える国語教室』は昨年で30巻を編集しました。野口芳宏主宰をはじめ,「鍛える国語教室」研究会の同志の皆様のお蔭様です。有難うございます。まだ残っているものもありますので,御希望の方はメールで照会してください。お待ちしています。tankokuken@gmail.com

 

 柳谷直明(2023a:113-121)「柳谷直明編著『鍛える国語教室』一覧(企画・編集代表)」「柳谷直明 著書目録 」『学習用語活用による国語科授業の革新――小学校3・4年生に有効な実践編――』溪水社,Amazon掲載分からの引用。

 以下,それ以降の編著です。

 

 柳谷直明編著(2023b)『言語技術教育32』溪水社,Amazon

 

 柳谷直明(2023c)『国語科学習用語辞典《作文指導編》――テキスト生成AI時代に対応する小・中学生作文指導例・文例――』溪水社,Amazon 

 

 以下,現在編集している書です。

 

 柳谷直明(2024)『言語技術教育33』溪水社,3月刊行予定。

 『言語技術教育33』編集ほぼ完成!

 今日も勉強した。『言語技術教育33』の編集がようやく終わった。これで15日著者校正を発送する。
 読み応えがある本になった。3月に刊行する。

 


f:id:naoir20042005:20240110195002j:imageこくちーず→ https://www.kokuchpro.com/event/060629/

 

 国語科学習用語辞典はAmazonの国語教育部門で38位だった。

 御購入いただいている皆様に感謝します。有難い。


f:id:naoir20042005:20240110195017j:image 国語科学習用語辞典 作文指導編: テキスト生成AI時代に対応する小・中学生作文指導例・文例 Amazon→  https://amzn.asia/d/1PkgpPB

『月刊国語教育研究』の広告に掲載していただきました。

日本国語教育学会発行『月刊国語教育研究』の溪水社の広告にトップで入れていただきました。有難うございます。溪水社の皆様には,大変お世話になっています。有難い出版社です。本書を多くの方に使っていただきたいです。

 

 1月3日北海道新聞を読んでいると俵万智氏の発言がありました。「AIは言葉から言葉を紡ぐことしかできない。1から100はできても、0から1はできないんですよね。」名言ですね。

 

 本書はテキスト生成AI時代の対応を目指しました。テキスト生成AI時代は便利になるだけでなく,ますます人間力が求められる時代です。例えば,AIを使うための評価力は本書の修正・推敲の観点で育成できます。これまでの作文指導は修正・推敲の観点も少なかったです。教科書教材にも,修正・推敲の観点は少ないです。十分ではありませんが,修正・推敲の観点も本書の特徴の一つです。是非,活用してください。

 

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 新年明けまして,おめでとうございます。今年もよい年にしましょう。

 

 

 生徒に振り返りを毎日求めているので,私も大晦日に振り返りを書いた。
 
 今日は一年の計を書く。
 令和5(2023)年,今年は激しい戦いの一年だった。
  主な業績としては,本を3冊編集し,出版した。研究成果を纏めることができた。溪水社のお蔭様である。
 3月『学習用語活用による国語授業の革新:小学校三・四年生に有効な実践編』溪水社  https://amzn.asia/d/51xZytv
 6月『言語技術教育32』溪水社 https://amzn.asia/d/e1xjVI9
 12月『国語科学習用語辞典 作文指導編――テキスト生成AI時代に対応する小・中学生作文指導例・文例 』溪水社―― https://amzn.asia/d/gAxBszw
 予定では,3冊目を9月に終え,もう1冊を書きたかったが,そこまではできなかった。
 社会貢献として1月と7月に「鍛える国語教室」研究会の大会を開催した。https://tankokuken.hatenablog.jp/entry/2023/12/23/102345
 7月に日本言語技術教育学会第32回研究大会・静岡大会を開催した。https://naoir20042005.hateblo.jp/
 11月に全国大学古語教育学会第145回信州大学でテキスト生成AIを用いた作文指導の改善策を発表した。https://naoir20042005.hatenablog.com/
 公務も存分に働かせていただいた。
 4月からは全校生徒の国語を担当した。中学1年生は入学当初の学力テストの成績から,2回目の学力テストで全員が成績を伸ばした。驚いた。学習用語指導の成果である。2・3年生の国語の成績も上がった。11月で教科書を終え,今は総復習で更に学力を伸ばしている。
 テキスト生成AIを使った作文指導を行った。壁新聞を中学生に初めて書かせた。作文や書道のコンクールに応募して,多くの生徒が表彰された。標語コンクールで北海道知事賞をいただいた。かわいい生徒たちである。
 一年の計は次である。
 3月までに,本を2冊を書く。現在,『言語技術教育33』を編集している。これは1月末で終える。必ず終える。その後,3月末までに,中学国語の実践集を書く。一日5ページくらい書けば,完成するだろう。
 2月中旬締切の雑誌原稿依頼もいただいた。勉強させていただける。有難い。
 3月は講演依頼もいただいているので,冬休みにパワポの整理をしょう。テキスト生成AIに対応する作文指導を提案する。
 3月末は全国大学国語教育学会への論文投稿にも挑みたい。
 このように整理すると,3月末までは存分に働かせていただけそうである。計画的に取り組まないと,予定を落としそうだ。
 公務も3月末までは中学校でお世話になる。4月以降は決まっていない。
 単身赴任は16年目の今年度で終えるつもりなので,3月末には,自宅に戻る。自宅で終活を始める。自宅から通える学校であれば,勤務も考えている。
 中学校の生徒,保護者,職員,地域の皆様,家族,両親,祖父母,恩師,諸先輩,親戚,友人,知人,学びの仲間,溪水社,アマゾンのお蔭様で有難い一年を過ごすことができた。何度も苦しい場面はあったが,苦しくても,投げ出さなくてよかった。多くの皆様に支えられた。皆様の来年のお幸せをお祈りし,今年を終えます。有難うございました。
 今年は人生初の漫才も学校祭で生徒とコンビを組んで行った。やさしい観客は盛り上げてくれた。楽しかった。

 

『国語科学習用語《作文指導編》――テキスト生成AI時代に対応する小・中学生作文指導例・文例』公刊開始!

 『国語科学習用語《作文指導編》――テキスト生成AI時代に対応する小・中学生作文指導例・文例』公刊開始! アマゾンにて販売。https://amzn.asia/d/8FYp1Dh

 

 日本初の国語科学習用語辞典を公刊しました。国語辞典ではありません。国語科学習用語辞典です。国語科授業で子供が理解し,使用すると言語活動(本辞典では作文)が上達する用語の定義,解説,指導例,文例をまとめた辞典です。教員が一人で書き上げた珍しい辞典です。

 

 小・中学校での子供たちの国語学力向上と作文活動の充実,先生方の教材研究と授業改善,家庭での保護者による我が子への作文指導,そして全国民の作文の上達,テキスト生成AIのプロンプト開発に有効な辞典です。私は63歳の今でも,中学校で国語を指導しています。現任校でも,生徒の国語学力は向上しています。記述指導の成果です。正しく記述できるようになると,子供たちの国語学力は向上するのです。

 

 これまでの作文指導と本辞典での作文指導との大きな違いは次です。

 

 1 これまでの作文指導は取材させてから,構成を考えさせていました。それだと,何を書いてよいか分からないという作文嫌いな子供にしてしまう場合が多いのです。ところが,取材前に構成を決めさせると,何を集めてよいか,何を書いてよいかが分かるので,取材しやすくなります。まず,文章の種類(文種)を決めさせます。そして,文種ごとの構成を決めさせます。すると,取材内容を絞ることができ,取材しやすくなります。

 

 2 取材が終わったら,取材内容を検討させ,記述させます。記述させる際,更に具体的な情報を加えさせます。加筆です。また,文種によって段落数を変えさせます。文学的文章ならば,段落を多めにさせます。説明的文章ならば,段落を少なめにさせます。加えて,小学校3年生から使用するように学習指導要領で示されている引用の方法も詳しく辞典に書きました。多くの小学3年生は引用の方法を十分に指導されていないでしょう。引用は表現を豊かに,確かにするための重要な学習用語です。

 

 3 下書きをさせたら,必ず点検させます。点検の観点も辞典にあります。下書きの点検もこれまでの作文指導では,あまり詳しく指導されていませんでした。推敲前に点検させる必要がテキスト生成AI時代のこれからは最重要です。

 

 4 最後に清書です。下書きまでは,小学生にもタイピングさせます。手書きメモは現在,私の作文指導ではありません。しかし清書だけは,必ず原稿用紙に手書きさせます。大人は清書もタイピングの方が多いでしょうが,小・中学生には,清書だけは手書きさせた方がよいです。定期テストなど,手書きする機会があるからです。文字の形が崩れていると,中学校の定期テストでは,減点,誤答の対象になります。したがって,平仮名をきれいに書かせましょう。その方法も辞典に書きました。似ている平仮名の違いを理解させ,使用させると平仮名が上手になります。

 

 5 テキスト生成AIを使用させるためのプロンプト例も書きました。テキスト生成AIの生成物を自分の成果物にするための点検も清書する際の点検の観点が使えます。参考にできます。

 

 このような特徴を持っている日本初の国語科学習用語辞典です。指導例,文例も豊富です。文例は全て私の自作です。拙い文章ですが,文種ごとの違いを参考にしてください。作文指導だけでなく読解指導でも使える学習用語です。読解指導で教材に使われている学習用語を辞典から選定して理解させ,使用させ,作文指導で更に使用させると定着します。

 では,小春日和の中,言葉の森の醍醐味を味わってください。

 

 

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国語科学習用語辞典

 

 

言語技術教育32 刊行!

 アマゾンで予約開始になりました。9月に編集を開始し,5月末に校了した。柳谷の編集です。御覧ください。

 

amzn.asia

 7月1日に参加くださる方へは会場でお渡しします。 こくちーず

www.kokuchpro.com

20230701 日本言語技術教育学会第32回研究大会静岡常葉大学・ハイブリッド大会