来年度の学校経営方針の説明

 今日は原稿1本と学校通信を書いた。明日からはたまっている仕事を一つ一つ解決していこう。

 

健やかな育ち微笑む雛二つ

 

☆ 参観・懇談会お待ちしています!

今年度は更に学力・体力・徳力向上に全職員で取り組みました。その結果,妹背牛小全児童が向上しています。「学校が楽しい」という子供が全員に近いです。先日の学級経営交流会で懇談会資料全てを熟読しました。全学級数値化し,目標達成を具体的に評価しています。向上がとてもよく分かります。私が着任して以来,最も分かりやすい懇談会資料です。しかし,更に年度末,子供たち全員を伸ばしてもらいたいと改善策を話しました。

3月1日高学年,3日低学年参観・懇談会です。保護者・祖父母・地域の皆様,妹背小の優秀な子供たちと教職員を御覧ください。保護者の皆様,我が子,我が担任の先生を称賛してください。称賛は自他を幸福にする日本文化です。

☆ 平成28年度学校経営方針

すばらしい妹背牛小のより充実を目指し,1月末の職員会議で来年度の学校経営方針とその方策を全職員へ示し,説明しました。詳しくは4月8日のPTA総会でお話しします。保護者や祖父母の皆様に加え,地域・関係諸機関の皆様もPTA総会へいらしてください。これまでは職員紹介を行っていなかったので,PTA総会の際,職員紹介も行います。御期待ください。

私の願いは次です。本校児童は大きな夢,大志を持ってもらいたいのです。もっともっと伸びる子供たちだからです。

 

国際社会で活躍する人・他者へ貢献する人へと育ってほしい。

そのため,平成28年度の妹背牛小学校は次を目指します。

 

全ての子供に優しいユニバーサルデザイン妹背牛小学校

 

そして,知・徳・体の学校目標の達成を通して,次の達成を目指します。

 

平成28年度達成目標 自他,環境を大切にする心・未来を創造する汎用的学力・困難な環境を逞しく生き抜く体力

 

 以下,少し具体的に御紹介します。ここまでしなくても,と思わずに我が子のよりよい向上のため,保護者の皆様も家庭学習や生活習慣の改善の御協力をお願いします。子供は家族の宝,妹背牛の宝,日本の宝です。日本の宝をより立派に育てるのは,我々大人の醍醐味であり,使命です。子育てを楽しみましょう。

☆ ユニバーサルデザイン妹背牛小学校

全ての子供に優しい学校にしたい。これは校長の願い,全職員の願い,全保護者の共通の願いです。そこで,全ての子供に優しい学校をユニバーサルデザインの学校と呼び,来年度の本校の土台にしました。 学級間の段差を少なくし,どの学級でもできるだけ均等に学べる環境,全児童に優しく接する学校を目指します。そのために,全学年で教科担任制を導入し,複数教諭で育てます。担任教諭の負担軽減にもなります。

☆ アクティブ・ラーニングへの授業改善

昨年度始めた「郷土妹背牛祭」は平成32年度から始まる新学習指導要領で求められているアクティブ・ラーニングそのものです。したがって,本校は既にアクティブ・ラーニングに取り組んでいるといえます。このような活動を活用させ,「郷土妹背牛祭」を実施します。12月15日を3年生以上の参観日として,「郷土妹背牛祭」の日にします。多くの皆様の御参観をお待ちしています。低学年保護者も餅つきや参観へいらしていただきたいです。「 妹背牛小郷土祭」はプレゼン能力の育成を通して,低学年は調査してきた郷土の文化に触れる日,中学年は経験してきた郷土の文化を低学年へ伝承する日,高学年は創造した郷土の起業を発表する日を目指します。

 ☆ 学力向上への更なる挑戦

来年度は発展型放課後学習をより充実させます。

今年度も少年団を待つ子や漢字の補充指導を放課後に行っています。来年度は更に,発展型放課後学習で習熟度別(できる所別)学習をさせます。教科書での補充型予告放課後学習は担任教諭が行っています。発展型放課後学習は教育委員会職員と町職員が行っています。発展型と呼んではいますが,その子の分かる所から始めますので,積極的に参加させてください。また来年度2月,漢検・数検を全校実施する予定です。大人も2級までは受検できます。私は漢検を受検した経験がないので,2級を受検してみようかとわくわくしています。本校児童以外は有料ですが,保護者,地域の皆様も一緒に受検しませんか。親子で学ぶ生涯学習社会の実現も私の理想です。

☆ 逞しい体力の増進

ほとんどの種目で全国平均を超えている優秀な本校児童ですが,柔軟性,50メートル走が課題の子供がいます。そこで,来年度はマラソン大会を行っては,と職員へ話しました。全校的な実施にはならないでしょうが,各学年で柔軟体操や走る機会を体育の時間に増やしていきます。御家庭でも,早寝・早起き・朝御飯とともに,家庭での少しの運動の機会を増やさせてください。睡眠時間の確保もお願いします。10・9・8時間が低・中・高学年での目安です。更に,メディアに触れる時間は2時間程度にさせましょう。子供のメディア依存は駄目です。

☆ 心を育てる道徳の教科化対策

「特別の教科 道徳」が平成30年度から始まります。教科書ができます。評価もします。通知表を改善したり,指導要録も改善します。何よりもアクティブ・ラーニングの発想を取り入れた授業改善が急務です。全職員の授業改善に,来年度更に取り組みます。

道徳推進教諭を中心に30年度を迎えるスムーズな準備を28年度から行います。

平成32年度から,教育は大きく変わります。その移行期間が30年度から始まります。その準備を来年度から始めます。特に,汎用性が高いプレゼン能力の育成が最重点です。